プロフィール

経歴

  • 昭49.3 東京大学工学部土木工学科卒業
  • 昭51 .3 東京大学大学院工学研究科土木工学専攻課程修了
  • 昭51 .4 東京電力株式会社 入社
  • 昭61 .2 同社今市水力総建設所第一建設所土木課(課長待遇)
  • 昭61 .7 同社今市水力総建設所第一建設所土木課長
  • 平3 .7 同社本店工務部工務土木課課長(土木構造技術担当)
  • 平6 .2 同社本店建設部土木調査課長
  • 平8 .7 同社本店建設部副部長(海外技術担当)
  • 平9 .7 同社本店建設部海外事業グループマネージャー(副部長)
  • 平14 .7 同社本店建設部東電設計株式会社出向
  • 平16 .4 同社本店国際部
  • 平16 .6 同社本店ワシントン事務所長
  • 平17 .6 同社理事本店ワシントン事務所長
  • 平21 .3 関東天然瓦斯開発株式会社代表取締役常務茂原鉱業(所長)
  • 平24 .3 東電設計株式会社 顧問
  • 平24 .6 東電設計株式会社 代表取締役社長
  • 平29.6 東電設計株式会社 代表取締役会長
  • 平31.6 退任
  • 平31.7 ブログ開始

実績

大学で土木工学を学び、1976年に東京電力に入社しました。入社から40代半ばまでは、土木屋として、後で書く今市揚水発電所の建設を皮切りに、本社建設部で発電所の立地可能性調査に従事しました。

その後は、土木部門を離れた職場での勤務が退職まで続きました。

45歳の時に、土木部門で新たに海外でのコンサルタント事業を始めるということで、そのリーダーとして、東南アジアを中心に発展途上国における発電所の建設、保守に関わるプロジェクトの発掘、推進を担いました。

その後、予想もしなかった米国ワシントン事務所の所長に就き、 5年間駐在し、東電を退職しました。

その後、国産の天然ガスを生産する関東天然瓦斯開発(株)(関発)に転職し、常務取締役として千葉県茂原市にある鉱業所の所長を3年間務めました。

その後、東電設計(株)の社長と会長を7年間務め、関発時代を含め計10年間、会社の経営に携わりました。

このように、会社生活の半分を土木技術とともに、後の半分は土木とはかなり離れた世界で生きてきました。

サラリーマン生活の前半では、ダム建設でのトラブル対応を通し、いかにリスクに向き合うかなど、失敗の経験を通し、技術的な面および精神的な面で多くのことを学びました。

また、ダムを完成させるという大きなプロジェクトの完成まで従事し、さらに、世界の政治の中心であるワシントンDCに駐在することで、生き生き働くにはどうすべきかということも学びました。

そして、関東天然瓦斯開発(株)と東電設計(株)では、経営について多くを学びました。

特に東電設計では、将来的な業績が望めない状況下で社長に就任したことから、危機を乗り切るため、また、将来の成長を目指して経営改革に取り組みました。5年間の経営改革で、会社は将来に向けた成長の路線に乗せることができました。また、働く社員が生きがいを持ち、わくわく感を持って働くことができるようになりました。

ブログのコンセプト

経歴に書いたとおり、土木技術者としてダム建設に従事し、海外事業のリーダーとして事業開発に尽力しました。その後は、ワシントンDCに所長として駐在し、サラリーマン人生の最後に経営者として会社の経営に携わりました。

これらの経験を通して、このブログでお伝えしたいことは以下の5点です。

  1. 生き生きと働くためにはどうするか
  2. 難局に遭遇したときにいかにその難局を乗り切るか
  3. リスクをいかに防ぐかといったリスクマネージメントとは
  4. 仕事を通して成長していくために本人、上司が意識すべきこと
  5. 会社もしくは個人が、なぜ変革を目指す必要があるか

これらの事項に関し、私が読んだ本と私の経験から皆さんに参考になるアドバイスをしていきたいと思っています。

そして、読んでいただく対象になる人は、主に自ら仕事を担務する担当者となりますが、もちろん、内容に応じ中間管理職の人、経営者にも読んでもらいたいと思っています。