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王貞治氏(ソフトバンク球団会長)の教え。基礎、継続、核心から学ぶ

米国に駐在中、日本の野球チームの監督をしていた王貞治氏がワシントンDCを訪問され、たまたま、王監督からお話を聞く会に参加することができました。

 

王氏は、自らの経験からいかに技術を磨くについて、熱く語ってくれました。

 

王氏の話の本質は、“基礎を築く”“継続的なトレーニング”、そして“核心を突く目”の3点にあります。

 

王氏が語る経験は、我々、サラリーマンにとっても大切な教訓になるものと思っています。

 

王監督にお会いしてびっくり

 

私が知っている王監督は、選手時代にバッターボックスに立ってホームランを打つ姿か、監督として采配を振るっている姿でした。

 

お会いする前は、あのように素晴らしい記録を残す方はきっと厳しい方であるに違いなく、どのような懇談会になるのか心配していました。

 

お会いしてみてすぐに、王監督が気さくな方であり、かつ、サービス精神に富んだ方であることが良くわかりました。

 

お話は、もちろん教訓に富んだものであり、さらに、こちら側からの遠慮のない質問に対しても、一つ一つ、丁寧にお話ししてくださいました。

 

そのような姿に直接お会いし、名選手という方はこのように素晴らしいセンスを持っているのだと感激したことを覚えています。

 

今回は、その時の氏の言葉を紹介するとともに、その時私が感じた氏の教えをあわせて紹介します。

 

すぐには役に立たないかと思いますが、長い目で見れば、実践したことを良かったと思えるお話だと思います。

 

基礎を鍛えろ

 

“何事もスポーツは下半身がしっかりしていることが大切。

下半身が反応して動き出せば、上半身はついてくる。

このために下半身を鍛えておくことが必要”

 

ちなみに王氏はふくらはぎが当時45センチ程度あったとのこと。

 

現役を退いた後、テニスを習ったが、コーチから「手ニス」ではなく「足ニス」ですべきというのもよく理解できるとのこと。

 

このお話を聞き、技術なりを上達させるためには、まず“基礎を鍛えろ”ということだと思いました。

 

私もそうですが、つい成果を求めて、すぐに実践に入ってしまうことがあります。

 

しかい、せっかくの実戦での経験も基礎力がなければ大きく育たないということだと思っています。

 

何事もほどよい継続的な研鑽が力となる

 

“筋肉を鍛えるには軽い負荷で時間をかけることが必要”

 

例えばタイヤゴムを引っ張る行動を繰り返せば、内側から筋肉がついてきて、活動に必要なパワーを発揮できる。

 

負荷を重くしてウエイトトレーニングをする例があるが、これは野球をする上では不要なトレーニング”

 

前の話にも通じますが、成果を求めすぎるあまり、つい短時間に鍛えようとし、負荷をかけすぎて長続きしないことがよくあります。

 

長い目で見、真の実力をつけるうえでは、“何事もほどよい継続的な研鑽が力となる”という教えだと思います。

 

核心をとらえる目を養え

 

王選手は、現役時代一本打法で有名でしたが、最初から一本足打法を取り入れていたわけではありません。

 

昔からなぜこの打法に変えたのか興味があり、伺ったところ、切り替えたきっかけは、ボールを捕らえるタイミングが後ろにあったことから、このポイントを前にもっていくためとのことでした。

 

当時、王選手の指導を続けていた荒川コーチと相談し、このポイントをつかむため真剣を使ってのトレーニングを開始したそうです。

 

努力の結果、薄片の紙を落として切る時に、王選手は刃の当たる先と紙がスパッと切れるポイントを見切ることができるようになったとのこと。

 

ボールを打つ時もバットで叩くのではなく、刀でボールの中心をスパッと切る感じで振り抜いていたとのことでした。

 

会議などでも、いろいろな人が思い付きで発言し、収拾がつかないことがあります。

そのようなとき、議論の課題を明確に示し、その課題をどのように解決すべきかの道筋を示す意見を出してくれる人がいると、会議の結論も短時間で出てきます。

 

このような意見を言える人は、氏が教える“核心を捕らえる目”が養われているからだと

思っています。

まとめ

王監督が選手時代に自らを鍛えるために意識して実践したことは、我々、サラリーマンにとっても貴重な教訓として話を聞かせてもらいました。

 

今回紹介した王監督の3つの教え、ぜひ、会社生活さらには会社生活を離れても、能力、技術を磨くうえで大いに参考にしてもらえればと思います。